コラム:大腸がん検診について
大腸がん検診について|堺市・北区 瓦谷クリニック
50歳以上の堺市民のみなさま、大腸検査がん検診が毎年度1回無料で受けられることはご存じですか?
大腸がん検診は便を2日に分けて採取する2日法が行われます。この検査は便中に微量な血液が混じっていないかを調べる検査(便潜血検査)です。検査方法は、便の表面を採便用の棒でまんべんなくこすり、容器に入れて検査に出すだけの簡単な検査で絶食の必要もありません。
2回採取したうちの1回でも陽性となれば精密検査が必要となります。便検査は2回共陰性でも、慢性の下痢や便秘、血便、便が細くなるなどの症状がある方も精密検査が必要です。精密検査は主に大腸内視鏡検査が行われております。大腸内視鏡検査は瓦谷クリニックにて施行可能ですので、大腸減健診で引っ掛かった、便の調子がよくないなど症状のある方は一度当院へご相談ください。
大腸がん検診でひっかかったが、検査日は体調が悪かったのでもう一度検査してみたいという方もおられますが、一度でも陽性になった方は大腸がんが潜んでいる可能性もありますのでしっかり精密検査を受けるようにしてください。
日本人の死因第1位はがんによるものです。がんで死なないためにも定期的ながん検診を受ける必要があります。堺市民の方は令和7年度(2025年度)も胃がん検診、大腸がん検診、肺がん健診、胃がんリスク検査及び前立腺がん検査など対象年齢であれば、数千円から1万円程度かかる検査が無料で受けられます。
大腸がん検診は40歳以上の堺市民が対象となっており、年一回検査が可能です。もちろん費用は無料です。
詳しくは堺市ホームページをご覧ください。https://www.city.sakai.lg.jp/kenko/kenko/kenshin/0923.html
大腸がんは男女ともに罹患者数(病気にかかった方の数)、死亡者数(病気で死亡された方の数)ともに上位2位となっており、非常に身近ながんの一つです。年齢が上昇するにつれ罹患率が上昇してきておりますので、若いうちから定期的な検診を行い病気を未然に防いだり、早期発見をすることは非常に有用です。これまで大腸がん検査を行ったことがない方は積極的に検査を受けてください。便の調子が悪くないので検査は必要ない、便をとるのがめんどくさいので受けたくないという方もいらっしゃいますが、症状がない段階から大腸がんは発症していますので、定期的な検査をおすすめします。症状が出てから発見された大腸がんは比較的進行していることが多く、ステージ4の進行した癌で発見されることがしばしばです。大腸がんのステージ4の方の5年生存率は33%程度(100人中33人が生存)と予後不良です。近年大腸がんの抗がん剤治療はめざましく発展しており生命予後はかなり延長してきていますが、3人に2人の方は5年以内にお亡くなりになる病気です。しかし、ステージ1で発見された場合は5年生存率90%程度と予後が良好な病気です。若いうちから定期的に検査を受けることでがんの早期発見、早期治療につながり良好な予後が期待できます病気ですので。定期的な検診をお勧めします。
瓦谷クリニックは堺市検診実施協力医療機関です。胃がん内視鏡検診、大腸がん検診、胃がんリスク検診、肺がん検診、前立腺がん検診などを受けていただけます。土曜日にも対応しています。がんが心配という方はぜひ一度瓦谷クリニックへご相談ください。
(原則、自覚症状がある方のがん検診は出来ず、保険診療になりますのでご了承ください。)
日本消化器内視鏡学会が発行しているポスターも参照ください。